数多くある単語帳ですが、どれが一番いいと思いますか??
英単語の参考書選びの不安を解消したい!って思いますよね。
英語をある程度できる人ならともかくとして、
英語をこれから勉強しようとする人もしくは英語がなかなか伸びない人は
どの単語帳を買って勉強するのが良いの絶対にわかりませんよね。
英単語の参考書を買って勉強し始めると、本当にこの参考書を続けて効果があるのかって不安になりますよね。
そこで、英単語の参考書を私なりに特徴ごとにまとめて見ました。
大きく分けると
受験型英単語帳、文章型英単語帳、記憶型英単語帳の3つに分けることができます。
それぞれのメリット、デメリットを提示し、さらに
本当に楽しく英単語を勉強できる方法を最後にお教えしたいと思います。
英単語の参考書の特徴
①受験型英単語帳
いわゆる高校受験、大学受験などの為によく出る頻出英単語をまとめたものですね。
TOEIC用、英検用などなどもこれに含めてください。
有名なのはやはり英単語ターゲット1900ですね。
これらの英単語の特徴はとにかく英単語を
英語→ 日本語訳で覚えようという感じの意図が見えます。
英単語と日本語訳が縦にグワッと書かれていて、横に例文があります。
英語の音声(CD)は一般的にほとんどの単語帳で付いていますね。
一番のアピールポイントは〜で頻出であるということですね。
この単語帳にある英単語を覚えれば受験もしくは資格試験に一番の近道ですよ!!
っていうのがポイントです。
ただし、記憶させやすい工夫などがないのが問題です。
他にも
受験英語ならシステム英単語なども同じ大学受験では定番の英単語帳ですが、基本的には英単語があって日本語訳があってと定番ですね。
受験型英語単語帳
- システム英単語
-
IELTS必須英単語4400
-
TOEIC(R)TEST英単語スピードマスター NEW EDITION
-
TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)
など受験英語だけでなくTOEICやTOEFLなどの資格対策の英単語帳は、
その試験でどれくらい頻繁に同じ単語が出現しているか
データから厳選したものを揃えているということになります。
メリットは言わずと知れた、試験において覚える単語数を最小限に抑え、最短??で試験合格に向かうことができるということでしょうか。
ただし、もちろんデメリットもたくさんあります。
デメリットは、英語→日本語で覚えてしまいがちである。ってことです。
記憶の定着が、日本語になってしまい、
これは実は英語の勉強において、よろしくない方法になってしまうのです。
さらに、英単語を覚えるための時間も実は余計にかかってしまう傾向があるのです。
つまり、一長一短でさらに方向性がずれてしまう可能性があるのです。
あくまで試験で良い点数を最短で取るためだけのものになってしまう可能性があります。
しかし!!!!!!
実は、この単語帳をちょっと工夫して細工すれば
ものすごい英単語参考書に変身させることも可能です。
その方法は最後にお教えしようと思います。
②文脈型英単語帳
英単語を単語ごとではなく、文で覚えようというものです。
このタイプは、実はもう一つ細く細分することが可能です。
1つは、⑴短文ごと覚えてしまうというものと
⑵長文の中の単語のみを覚えるというものに分けることができます。
⑴短文ごと覚えてしまうという英単語帳で有名なのはなん落ちってもDUO3.0です。
- 作者: 鈴木陽一
- 出版社/メーカー: アイシーピー
- 発売日: 2000/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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DUO3.0などの特徴は、短文つまり1文ぐらいに覚えるべき単語を3つぐらい入っていて、文を丸ごと覚えて、単語を覚えていこうというものです。
例文の数は560文で、英単語約1600語を覚えることが可能です。
特徴は、文で覚えるのでその文を応用して新たな文を作りやすいことや、
たったの560文で1600語を覚えることが可能ということです。
ただし、この英単語帳もあくまで日本文から英語文を覚えるという感じのイメージです。
受験型英単語帳との一番の違いはそこなのではないかと思います。
「英単語レベルで、英語から日本語の訳を覚えるのではなく
英文レベルで、英語から日本語の訳を覚えましょう。
その方が効率が良いですよって感じだと思います。」
DUO3.0以外では、"例文で覚える中学英単語・熟語1800"や"究極の英単語シリーズ"なども同じような種類になります。
一方、⑵長文の中の単語のみを覚えるという英単語帳は
長文があって、英単語だけでなく、英語を学ぶ過程で英単語も覚えるって趣旨が強くなります。
このタイプの英単語帳はたくさんありますが、基礎的な英単語を多く使っている
英文をうまく作ってくれているという印象です。
実は英語の勉強という側面で考えると
このタイプの英単語帳が一番英語を勉強する面では効果的になります。
ただし、英単語という絞った観点では、少しずれてきてしまう可能性もあります。
昔から有名なこのタイプの参考書はZ会の速読英単語です。
Z会の参考書なので大学受験のための英単語帳という位置付けが強いですが、
英語の勉強ということでも素晴らしい内容になっています。
東京大学に行く人はこのタイプの参考書をよく使っているということもよく聞きます。
では文脈型英単語帳のいいところ悪いところとはどこになってくるのでしょうか。
メリットは、文脈で覚えるので英単語だけでなく、英文法も身につくってことですね。さらに言えば、英単語自体の使い方も覚えることができることです。
ただし、これも勉強の仕方によります。「英語の文を日本語の文に訳す」って考え方で勉強していては、せっかくの英語の文での参考書が台無しになってしまうかもしれません。
デメリットは、時間がかかるので続けることが困難になってしまう可能性があることです。この文脈で英単語を覚えるって方法を正しい勉強方法で続けることができれば、確実に英語力はアップします。
しかし!!!これを続けることができるかどうかが問題なのです。
文脈で覚えるのには、当然情報量が莫大なものになります。なので、確実に時間はかかってしまうのです。心に留めておかないといけないことは、英語を身につけるためには、それぐらい莫大な情報量をインプットしないといけないということです。
③記憶型英単語帳
記憶型英単語帳とは、一言で言えば、工夫して英単語帳を覚えようというものです。
有名なものは語源から英単語を覚えて行くものなどがあります。
例えば、subwayという単語は地下鉄という意味ですが、
これはsubというのが本来"下"という語源がありそれにwayという"道"という意味が合わさって地下鉄という意味になっているなどです。
subはこれ以外にもsubmit(提出)などもありますが、これもsub(下の立場)からmit(送る)ってことで提出という意味になります。
語源から覚えるという英単語帳もたくさんあります。
- 作者: 清水建二,ウィリアム・ジョセフカリー,William Joseph Currie
- 出版社/メーカー: 成美堂出版
- 発売日: 2015/03/26
- メディア: 単行本
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記憶型の英単語帳には他にも音楽やリズムと合わせて英単語を覚えていこうというものや、イメージで覚えていこうというものがあります。
絶対に買ってはダメなのは語呂合わせで英単語を覚えようというものです。
このタイプの英単語帳は、もはや英語を勉強しようという趣旨から完全に離れていってしまいます。超短期で英単語試験があって"その場しのぎ"なら問題ないかもしれませんが、それでも後に残るものは何もありません。
語呂合わせで英単語を覚えてしまうと、英語の発音が全くわからなくなり
リスニングの能力が確実に落ちます。
これは当たり前のことですが、英語の発音を日本語の発音に当てはめることは絶対に無理なのです。
たくさん記憶型英単語の参考書はありますが、
メリットは英語に詳しくなるということです。語源から覚える方法に関しては知ってるだけで確実に英単語を覚える加速度が増えていきます。イメージで覚える方法も、日本語を排除して覚えれる最高の方法と言えます。
デメリットは、これは何と言っても参考書に掲載されている英単語が優しいものから難しいものまでバラバラという点です。まとまっていないので覚えても、受験や英会話で使えるのか微妙なものまでたくさんあるのです。
楽しく英単語を覚えるのが一番の近道
紹介した以外にもたくさん英単語の参考書がありますが、
結局どれを買ってどれを勉強すれば良いかわからないですよね。
英単語の参考書は買ってもその効果がわかるのは
早くても3ヶ月続けてからです。
これではいくつもの英単語の参考書を試すのは
結局無理な話になってしまいます。
理想は自分にあった参考書が確実にわかって
それだけを勉強すれば良いって事前にわかることですが、
そんなことは誰もわからないことです。
しかし!!!!!!
ちゃんと、英単語を確実にそして効率よく
しかも、正しく英語力を高める勉強方法もあるのです。
それは
またブログで書きますね。
最後まで読んでくれてありがとうございます。